土曜にいくつか展示へ。
まずは清澄白河。

・TAPギャラリー
佐久間元 写真展『そこへゆけ』

ついで寄りだったけど良くなかった。プリントサイズも良くなかったと感じた。
スナップの人のようなので量を見たいところ。





・ANDO GALLERY
ショナ・トレスコット『Drawn into the Light』展
これは良かった。ダイナミックな自然と手前に人物。構図や距離感からは数年前の小西真奈的なものも感じた。写真ベースということ?とか悩む。
同様にフィクション?描きすぎ?とも思う作品もあったけど、実際北極圏で描いたという。
旅気分。また観たい。

近くのインターナショナル・スクールでハロウィンパーリー。ちょっと覗いてみた。

猫とたわむれたり。

かっこいい工事現場を撮りまくったりしてから銀座へ向かいます。


・ギャラリー小柳
内藤礼「地上はどんなところだったか」 
新作なのかな?こないだ佐賀町アーカイブでの展示と少し似ている感じ。
作品よりも、というか作品とセットと考えるべきなんだろうけど、言葉が一番の強度だった。印象的。ここ数年でゆっくりと作品の方向性が変わってきている?と思いきや、基本に還るような作品も置いてあった。あ、でも新作じゃなかったのかな?? 詰めが甘い。

外国人のお客さんが「豊島ってどこ?」って受付の人に聞いてたんだけど答えられてなくて、 え?受付バイトとかなの!?って驚いた。


・BLD GALLERY 
森山大道 「LABYRINTH」

 
 
テートモダンはじめ、世界的に展覧会ラッシュの森山氏。ロンドンに行った日にはまだ始まってなかった……。そしてパリではpolka galerie。これはすごく評判よかったらしく、現地でポスターを見かけていたし、スケジュールも合っていたのに寄れず。後悔。

思わず撮ったポスター。

のあとは日本橋へ移動。
奥さんとか割と年下のお友達夫婦と合流して車で移動。代官山で中華。







満腹で帰宅。という動き回った一日。





例年の如く、アパルトマンでのパリ滞在。その大きな理由の一つが自炊です。おいしい食材を買ってその地で食す幸せはキッチンのついている宿でないと味わえないわけです。あと、賞味期限の短いフレッシュな物。確実にその地でしか食べられません。


 これはフレッシュなフォアグラ。苦手なはずの奥さんでもパクパク食べられるおいしさ。瓶詰めながら賞味期限は短く、ほぼ食べきってきました。

 エメンタルチーズ。

日本でも売っている銘柄でもサイズが全然ちがうヨーグルト。日本の小さすぎで萎える。

 定番、バター。ことしはボルディエだけでなく、エシレも買ってみました。エシレはパンに塗りやすいという発見がありました。

 冷凍食品文化が発達しているパリ。冷凍食品専用のスーパーがたくさんあります。すごく殺風景でかなりフォトジェニック。いつか撮りたい気分。
ということで買ってみたグラタン。手抜きをした割にうまかった。

有名な総菜屋さんのストレール。エティエンヌ・マルセル。やはり手抜きで買ってみた。容器が立派で驚いた。

そしてうまい。 レンズ豆を好物に追加しようと思った。

 野菜スープ

これはある晩の食材。下のはコンテチーズだったかな?




続き


★Les Cocottes

ここも再訪。コンスタン氏の料理を安く。ってお店。安心のうまさ。
ほぼSTAUBに入って出てくるのでこの店名なわけです。

ロンドンから戻った明くる日のランチだったので、おいしさが際だった。奥さんは食事中「イギリス人に食わしてやりてーぜ」と何度となく口にしたのでした。

ここでもグラスワイン

 日替わりのランチ



デセールは特製プリン。濃厚です。

 食後のエスプレッソにはポワラーヌのクッキーが添えられてきます。これはいろんなところで遭遇します。

135 Rue Saint-Dominique
75007 Paris


CAFE SUEDOIS

マレにある北欧な雰囲気のカフェ。軽めな食事に寄りました。
そんな凝ってないんだけど光の入り方といい、内装の素っ気なさといい、良い雰囲気。外でも楽しめます。もっと気持ちよさそう。

ここではサンドウィッチとスープ。





11, rue Payenne 75003 Paris
 


Cuisine de Bar

ポワラーヌ併設のカフェ。もちろんパン屋併設なのでタルティーヌなどがスペシャリテなんでしょう。おいしそう。右岸のお店には無かったんだけど、左岸のお店にはタルトタタンもあった模様。お腹いっぱいで頼めなかったのが悔やまれる。


とうぜんポワラーヌのクッキーが付いてきます。スプーン型。

クッキー。以前はなかったんだけど、最近では袋入りも売られています。


今回はパンをもっとたくさん食べたいという思いもあって、飛び込みも含め新規開拓は少なめ。再訪がいくつか、という感じ。できればSpringにも再訪したかったんだけど、近くに行く予定がなくて今回はパスしました。

★「L’Ebauchoir(レボショワール)」
「Blé Sucré」と、アリーグルのマルシェ、ブロカントを覗いてからランチで訪問。わりとちゃんとしてるのに、お昼は13.5ユーロからと安くてその上おいしい。
この近くには、少し歩けば近年話題の「Septime」もあったんだけど、この日はこっち。

お店自体も広いし、観光客少ないし、サービスも親切で素敵だし、内装は過剰な飾りっ気はないけど、とてもかわいい、いわゆるオーセンティックなパリのビストロって感じです。
全体のレベルが高くて、この店ではこの国の食文化のレベルを見せつけられた気分になりました。






控えめにグラスワイン


奥さんも唸ったチーズ


 


 



右端は豚肉の血のソーセージ、boudin noir(ブーダン・ノワール)。付け合わせのリンゴピューレ?との組み合わせで絶品。フランスらしい料理をオーセンティックな店で食べられたので大満足。

この後は毎年恒例、シャロンヌ通りでショッピングしつつバスチーユに向かいました。

L’Ebauchoir
45 rue de Citeaux 75012 Paris
営業時間 : 12時~14時30分、20時~23時
定休日 : 日曜日、月曜の昼


Creperie de Josselin
パリにきたらほぼ必ず寄るモンパルナスの名店。どれもおいしい。パリではこれまで他の有名クレープリーにもいくつか入りましたが、ここが圧倒的においしい。




今回はデセールも。メイプルシロップです。




人気店だけに即下げられます。




いつも行列で観光客も多く、日本語メニューがあるくらいのお店ですが、家族使いもされてる感じも好印象なお店。


 67, rue du Montparnasse, 75014 Paris



★ le Relais de l’Entrecôte(ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート)

パリに数店舗(とスイス)あるお店。パリジャンのソウルフードであるステックフリットをひと味ちがうかたちで食べさせてくれます。
昨年はサンジェルマンデプレ店の徒歩圏内にアパルトマンを借りていて、夕方徒歩で食事しに行ったらおいしかったので今年も再訪です。やっぱりサンジェルマンデプレ店。


 
基本グラスワイン。



この胡桃とマスタードソースのサラダも何気においしい。



スパイシーなカレー風味のソースでいただきます。



101 bd du Montparnasse 75006 Paris 無休


つづきます。







夏休みで昨年に続いてパリへ行ってきました。今年は9月末から10月にかけて。旅の目的はショッピングとパンとアート。よく、飽きない?と聞かれるけど、観光地を巡って終わりというタイプじゃないから、毎日過ごす東京にさえ飽きてないのと同じー。とは答えておきながら、ことしの9泊の期間中は1日だけロンドンにユーロスターで行ってきました。ハードでした。


さて今年の訪問時期は、パリコレ期間中であり、パリモーターショー期間中であり等々。あとはロンシャンで競馬など。参加するものとしては、最終日前日の夜に「ニュイ・ブランシュ」という夜通しアートイベントがあります。そんなわけで航空券も宿も取りづらい時期なので、GW明けにはそれぞれ手配を終えておきました。仕事の状況も分からないので賭けです。

アパルトマンはジャック・ボンセルジャン。左岸には遠いけど超すばらしい立地と設備。また泊まりたい。50平米以上とか暖炉とかジャグジーとか大きいベッドとかオーブンとか通りに面したバルコニーとか、単語だけでも良いね。


写真は天井のシャンデリア


飛行機は今年も再上場のJAL(AFコードシェア)。行きは羽田からで帰りは成田着と少し面倒。ただしエアバスA380にはじめて搭乗しました。シートの出来が良くなかったのと、収容人数が多いせいで乗降に時間がかかるなど、それほど良さはなかった感じ。





ひとつ、今回特に気になったのが帰路の食事。エールフランスの機体なので和食に期待はできないものの、「鳥の照り焼き」って名付けたものがコチュジャン味。JALはきちんとクレーム入れて欲しい。おいしくないのは前提なので文句言いませんから。


あと垂直尾翼からの映像が各座席から見られてなかなか楽しかった。ランディングの瞬間まで見られます。